木造住宅のコンクリートの基礎高は、構造上、地面から400くらいが頑丈でしょう。(一般的には、300)床下点検のため、土台の下を人が入れるようにするためにも350〜400は必要です。(この家は土台下360)
玄関のタタキの部分は、打ち水をしたりするので、建物の床下に入って行かないようにコンクリート基礎天端より少し低い方が良いわけで、(この家は60)そうすると、タタキは、1階床面より300下がった位置になります。300の段差をひとまたぎで上がるのは、チョットしんどい。そこで、その中間の位置にもう1ステップ、式台が必要となってくるわけです。
他にも玄関には、いろいろな工夫があります。
チョット腰を下して靴を履いたり、脱いだりする丸太の腰掛。
しゃがんだり、立ったりする支えとなる手摺。上下の動作には、縦に手摺を付ける方が良い場合もあります。
壁は大容量のエントランスクローゼット(壁面収納)が備え付けてあります。
天井には、奥行きを感じさせるように互い違いに付いた装飾。
正面は、来客の際、注目して頂き、玄関の演出を感じてもらう(EYE STOP)曲線を使った飾り棚など玄関には、暮らしのための様々なコンテンツが用意されています。