皆さんが工事費の比較で「高い!」とか「安い!」とかの判断材料にしている
“坪○○万円”という言葉は良く使われていますが、ほんとうに“坪○○万円”は、当てになるものなのでしょうか。
実は工事をどこまで含んでいるかによって、たとえば、「坪30万円で出来ます。」とも言えるし、「坪60、70万円で出来ます。」とも言えてしまいます。
1.
地盤改良杭工事
2.
外構工事
3.
浄化槽設備工事
4.
宅内上下水道引込工事
5.
ガス引込工事
6. 造り付け家具工事
7.
冷暖房工事
8.
照明器具工事
9.
カーテン工事
10.
その他特別な工事
場合によってはこれだけの工事を含まないこともあり、およそ坪10万〜30万円は違ってきたりします。
皆さんの考え方、要望、諸条件が違うように、坪単価(坪○○万円)も違います。
家を比較するのに、同じ工事範囲、同じグレードのもの同士というシチュエーションがまず無いので、“坪○○万円”だけで比較するのは、チョット難しいかもしれません。
余談ですが、現場監督によるシッカリした管理がなく、安く叩いた職人さんを使えば、工事費が低く抑えられ、安い坪単価をたたき出すことも可能です。格安のハウスメーカーや工務店の住宅がそれです。価値観は人それぞれで、それがいいという方には、そのような品質もアリかなと思いますが・・・。
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