注文住宅 | 遠藤浩建築設計事務所

                          
□ テレビは今、何処から取り込むのがいい?

地上波デジタル、BS、110°CS、スカパー、ケーブルテレビなど、さまざまなTVコンテンツがありますが、いったい、家の中に何処から取り込むのが良いのでしょう。アンテナ? ひかり? ケーブル?・・・。

1.アンテナを立てて取り込む
電波状況が良ければ一番安価。地デジは、UHFアンテナから。
BS、110°CSは、同じ衛星の角度なので一つのパラボラアンテナから、地デジと混合して一本の同軸ケーブルで家の中に引き込めます。
スカパーは、衛星の角度が違うのと、混合できないので、別のパラボラアンテナを立てて別に引き込みます。
ケーブルテレビは、文字通りアンテナでは、受信できません。
アンテナから引き込むということは、大降りの雨や雪の時には、見られなくなることがあります。

2.ひかりで取り込む
インターネットをひかり回線にします。その際、電話もひかりにしたほうがお得。代表的なひかりはNTTのフレッツ光。これには、“フレッツ・テレビ” “ひかりTV”と2種類のTVの引き込み方があります。

“フレッツ・テレビ”
CMでスマップの稲垣君がTVに懐中電灯を当てて見れないと言っていたあれ。ひかりにすれば、テレビが見られると思って加入した人も多いのですが、まだエリアが関東では、北が熊谷、南が小田原まで。地デジとBSだけであれば、視聴料682.5円/月(電話、インターネットは別料金)。スカパーが運営している事業なので、追加契約でスカパーの衛星放送の番組がそのまま楽しめます。そうそう、ひかりのNTT終端装置(ルーター)から同軸ケーブルで繋ぐので、リフォームであれば今までのテレビの同軸配線がそのまま使える可能性が高いです。(テレビコンセントを変えないと駄目かも知れませんが。)
スカパー以外は、チューナーなしでTV何台でも繫げます。

“ひかりTV”
運営会社がNTTぷららというNTTの子会社。電車の吊るし広告で見かけます。地デジ+αの基本放送プランが、1,050円/月(電話、インターネットは別料金)。プランによっては、スカパーやビデオ、カラオケなどのサービスも受けられます。エリアはフレッツ・テレビより大分広く、詳細はこちらをご覧ください。ひかりのNTT終端装置(ルーター)からLANケーブルで繋ぐため、家の中にLANのネットワークが構築されていれば、専用チューナーを介して見られます。基本的にチューナー1に対してTV1台です。ひかりTV対応テレビであればLANに直接繋ぐだけで、チューナーはいりません。

3.ケーブルテレビで取り込む
代表的なのは、J:COM。(地域によって違います。)
町の中を同軸ケーブルと光ケーブルと混ざって走っているので、純粋なひかりではありません。160Mbpsの商品も出てきているようで、早い?のかな。
こちらも最近、NTTに対抗して出して来ている商品で地デジ・BSだけのコースも新設されました。
電話+インターネット込みでNTTのフレッツ光のように200Mbpsとなると、同じくらいのものがJ:COMでは160Mbpsで、7,880円/月。

NTTのフレッツ光が電話+インターネットで7,000円/月くらい、内訳は、ひかり利用料5,460円+電話504円/月+インターネット1,000円/月前後(プロバイダーで多少違う)なので、これに上述のそれぞれのTV視聴料682.5円/月or基本放送プラン料1,050円/月を加算すれば比較できますが、概ね3つとも同じくらいの金額になります。

ただ、J:COMのプロバイダーは、選べません、@NetHomeのみです。
宅内は全て同軸ケーブルなので、既存のTV配線が使えます。(TVコンセントは変えないと駄目なこともあります。)
ケーブルTVがメインの会社なので、そのTVの内容はかなり充実しています。便利なサービスが満載。

他にもテレビ、ビデオのサービス会社があると思いますが、代表的なところを上げるとこんな感じでしょうか。
各社、いろいろなキャンペーンやリーズナブルな料金設定のパックも出て来ているので、そのタイミングで申し込むのも手ではないでしょうか。


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